2019年7月11日

『潮流詩派』書評掲載のお知らせ

『潮流詩派』258号にて、詩集『月影という名の』が2ページにわたって取り上げられています。書き手は詩人の福島純子さん。解剖学的なミクロの検証ではなく、大きな一つの流れとして、また途切れのない波のうねりとして、詩行にはらまれた真意の胎動にじっと耳を傾けてくださっていて感謝。発売から一年、そっと送り出された投壜通信は、そのうちまた誰かの足元に流れ着くのでしょうか。



閑話休題。
春の終わり、とある大手出版社の小説賞に、最終候補作品として投稿作が残っていたみたいです。書籍化と賞金百万円が指先からすり抜けてしまいましたが、損して得取れ、そのうち別の宝船がにぎやかにやってくるでしょう。慧眼は時流におどらず、曇りを知りませんから。