2017年1月4日

慶春、詩集の購入方法、掲載のお知らせ


ありがたいことに、詩集『九月十九日』が在庫切れとなりました。一部のネット書店では、いま現在、定価の2倍ほどの価格設定がされております。発行部数が控えめで、さらには本の作りがしっかりしているので、(そのうち落ち着くとは思いますが)今後も大きな値崩れを起こすことはないと思われます。
もし詩集の購入を考えているようであれば、PC上の画面右側に表示される、「問い合わせ窓口」より連絡をくださると幸いです。定価2600+税、送料無料、おまけつきで、発送させていただきますので。(スマートフォンの場合、画面最下部の「ウェブバージョンを表示」で、PC画面に切り替えることが可能です)

以下のページリンクに、購入方法の手順を記しておりますので、参考にしてくださると幸いです。


なお、個人情報の漏洩が気になる方は、「郵便局留め」でも発送が可能です。
いただいた個人情報は、ほかの目的に使用することなく、暗号化ソフト「アタッシェケース」で鍵をかけ、厳重に管理いたします。
また、詩集を実店舗で扱いたいという申し出も、歓迎いたします。それほど多くの在庫はないのですが、気軽にご連絡ください。

以上は、詩集についてのお知らせ、以下は、少し時間差のある、掲載の報告。

以前このページで紹介した「受賞の言葉」が、選評とともに『樹林』冬号に掲載されました。厳しくも温かい、芯をずばりと射抜くお言葉に、あらためて身が引き締まります。そしていま、候補となった方々の詩集を少しずつ読んでいるのですが、大げさでもおべんちゃらでもなく、あらためて本受賞が奇跡に思えてくるほど、素晴らしい作品ばかりで、私には持ち合わせのない日本語の美しさ、深さ、組み合わせの妙に気づかされる日々です。
また、ちょっとした偶然なのですが、私が2012年にオール讀物新人賞の候補になったさい、ともに競い合った方の作品掲載もあり、交流こそないものの、同じように書き続けていることを知れただけで、なんだか同級生の活躍でも見るような、なつかしくうれしい気持ちがじわりとこみ上げてきました。(書くのは簡単でも、書き続けることはえらく難しい)
ちなみにそのときの受賞者は、歴史小説家として第一線で活躍しており、何かの拍子に名前を見かけるたびに、お尻をぺちんと、励ましのムチで叩かれます。何をのんびりしてる、すでに周回遅れだぞと。

今年一年、みなさまにもご多幸がありますよう、最後にとっておきの布袋様を、めでたく披露して。